以前、当院にて勉強会を行ったときの模様です。
みなさん真剣に取り組んでもらえてこちらとしても熱がはいり予定時間よりも大幅に過ぎてしまいました。
テーマは『骨盤』でした。
骨盤は身体の土台に位置し、上半身の症状にも下半身の症状にもかかわってくる場所なのでしっかりと見る必要があります。
今回僕がお伝えしたかったことは、骨盤の傾斜角度が変わると(要は骨盤がゆがむと)身体に何が起きてしまうのかということです。
(これに関しては治療家によって捉え方も違ってくるのですが)
骨盤の傾斜角度が変わると、骨盤の周囲の筋肉の力が発揮できなくなるということです。
筋肉の力が発揮できなくなるということは、筋肉疲労が起きやすくなるし、ほかの筋肉への負担が増すということです。そしてその状態で使い続けることが腰痛や肩凝り、股関節の痛み、しびれといった様々な痛みの原因になるのです。
勉強会では骨盤の機能や特徴を確認しながら、骨盤の状態や周囲の筋肉の状態をチェックする方法と調整の練習を行いました。みなさんすでに行っている技術にプラスされ今後はさらに患者様に喜んでいただけると思います。