今では整体関係の店は星の数ほどあります。さらに先生の数は店の数以上にいます。
その店によってやり方も違えば、人柄も違います。目的は患者様の健康ですが、色々と違うわけです。

僕の周りの整体師の方々にこんな質問をしてみました。『もしも自分の身体に問題が起き治療してもらうとしたらどんな人にやってもらいたいか?』です。

いろんな返答がありました。

『話をしっかり聞いてくれる人』
『やさしく笑顔がありコミュニケーションがうまい人』
『自分のことをいち人間として関わってくれる人』
『痛みをしっかりとってくれる人』
『問題をしっかり把握してくれて、解決してくれる人またはどうすればよいか考えてくれる人』
『この人の治療なら、仮に治らなくても後悔はしないと思わせてくれる人』
『情熱を持っている人』
『気づいていないニーズを引き出してくれる人』などなどです。

きっと返答してくれた先生達はもっともっと自分もこういう風になりたいと思われているのでしょう。

僕ならどうだろうと考えてみました。

以前、のどの痛みがなかなか治らなくて、病院に行ったときのことでした。
そこの先生は無機質な感じで一通り検査をし、薬をだしてくれました。しばらくしたらのどの痛みは治りました。結果として問題は解決しましたが、あそこの病院に行って良かったと心底は感じませんでした。

昨年の春、初めて花粉症で受診しました。そこの先生はまず僕に言ったことは『花粉症はつらいですよね。僕も花粉症なんですよ』といいました。何気ない一言でしたが僕はなんか嬉しかったですね。きっと来年の花粉症の時期もこの病院に行くと思います。気持ちを理解してくれる、要は共感があるかないかでずいぶん違うんだなと気づきました。

もしも、僕が整体院を利用するのならきっと後者のような所を求めるでしょうね。

整体という仕事はいろんな要素を身につけなければなりません。
身体を診るうえで技術、知識はもちろん、人を診るという面では共感力や誠実さ、物腰の柔らかさ、傾聴力なども大切です。院長であるなら経営力もなければなりません。

僕は一時、こんな大変な仕事についたことを後悔し辞めてしまおうか迷っていた時がありましたが、施術が終わり帰る時の患者さんの笑顔が僕を15年もこの仕事につかせているのです。

おそらく、この仕事の大変さを感じながら寿命を迎える気がします(笑)

『皆さんはどんな先生に見てもらいたいですか?』