ぎっくり腰を繰り返すと身体はどうなるのか?

先日来られた40代男性の患者さんは、年に2~3回はぎっくり腰になってしまうそうです。
一度痛めてしまうと、2~3週間は違和感が残りますが、それからは気にならなくなるので特に整体に行こうとは思わなかったのですが友人にあることを言われ不安になり来院されました。

そのあることとは、ぎっくり腰を繰り返すと『年を取った時に歩けなくなる』ということでした。
まぁ歩けなくなるというのは少々脅かしすぎですが、あながち嘘でもありません。

ぎっくり腰を繰り返すということは、相当身体はゆがみ、疲労やストレスが蓄積しているということです。その状態は背骨自体にもダメージを与え、骨(椎骨)や関節(椎間関節)、そして椎間板の劣化を招き、変形、狭窄症、椎間板ヘルニアなどになる確率を上げてしまいます。

当院には狭窄症の患者さんが数名いらっしゃいますが、みな歩くことが困難です。
そして全員若いときからぎっくり腰を繰り返しています。

そうならないためにも、まずぎっくり腰を繰り返してしまう原因を見つけることが大切。
骨盤や背骨のゆがみ、腹筋や背筋の量、ストレスによる自律神経の乱れ具合、普段の姿勢や身体の使い方などをチェックしていき問題になっているものを一緒に解決していきます。

年に1~2回ぎっくり腰をやってしまう方はぜひ一度整体に診てもらうことをお勧めします。