自分で首を鳴らしたくなる理由とその危険性

よく自分で首をひねって鳴らす人がいます。先日来られた方も癖になってしまっていて一日に10回以上鳴らしてしまうそうです。僕も以前は鳴らしていましたが、その危険性を知り今ではやらないようにしています。

そもそも首をひねって”バキ”っとさせるとなぜ気持ちが良いのでしょうか?

バキッと音がしているのは、椎間関節という背骨の関節です。ここが急なねじれによって関節が引っ張られ中の空気が互いにぶつかり合い音がでます。逆にいうと音が出たということは関節が開いたということになり、関節が開けばそこの関節は一時的に緩みます。

その緩んだ状態が気持ちが良いとなるのです。

しかし、あまりやり過ぎると少々危険でもあります。理由は関節を急にねじると周りの筋肉が捻挫を起こし、逆にコリになることがあります。また椎間板や関節にもダメージが起こり、変形の原因にもなります。

まぁ一日2~3回程度なら大丈夫かもしれませんが、10回以上は多すぎですね。

あとちなみに、カイロプラクティックでは背骨をバキッとさせますが、あれは経験豊富なうまい人が行えばまったく身体には害はないのでご安心ください。